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国際女性デー 「HAPPY WOMAN AWARD」表彰式に参加

  © HAPPY WOMAN
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女性限定のレースシリーズ「KYOJO CUP」(株式会社インタープロトモータースポーツ、代表:関谷正徳)が、「第9 回国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2025」において「HAPPY WOMAN AWARD」を受賞し、3月6日(木)にウェスティンホテル東京で開催された表彰式に出席しました。

KYOJO CUPは、「モータースポーツの中に女性が輝ける世界をつくる」という目標のもと、男性主体の
モータースポーツ界に新たな価値観を提示してきました。多くの女性ドライバーがレースに真剣に向き合い、ライフステージの変化に左右されることなく、持続可能なキャリアを築ける環境づくりに取り組んでいます。

その取り組みが評価され、団体スポーツとして初めて「HAPPY WOMAN AWARD」の企業部門賞である
「女性応援ブランド賞」を受賞しました。表彰式では関谷正徳プロデューサー、関谷葉子ディレクター、KYOJO CUP参戦ドライバーを代表して岩岡万梨恵選手、翁長実希選手、佐々木藍咲選手、佐藤こころ選手が登壇しました。

関谷正徳プロデューサーコメント

大変名誉な賞をいただけたと、心より感謝しております。我々の活動が皆さんに理解されてきたということに、近年のSDGsという社会的な動きも相まっての受賞と思っています。
モータースポーツは、参加するという点では男性にも女性にもチャンスのある競技です。
しかしスポーツであるならば、他の種目同様に女性のためのフィールドが必要なのではないかと感じていました。
「彼女たちにとって魅力あるものを、この業界に作らなければならない」
その思いで9年前にKYOJO CUPを始めました。今シーズンは車両をフォーミュラマシンに変え、いろいろな課題に挑んでいるところです。様々な壁も立ちはだかると思いますが、これからも、皆さんに楽しんでもらえる環境作りに励んでいきたいと思います。 

関谷葉子ディレクターコメント

私たちは、モータースポーツの世界の中に女性が輝ける世界を作りたいという思いで、このレースをスタートさせました。今から9年前、まさしくHAPPY WOMAN AWARDが生まれたその年に、KYOJO CUPも生まれました。
モータースポーツは男性主体のスポーツとして歴史が作られてきましたが、ライセンスホルダーの約半数が女性であるという時代の中で、こんなにも真剣にレースに取り組み、結婚しても母親になってもレースに人生を傾けたいという女性たちがたくさんいることを知りました。
彼女たちが思い切り輝いてくれた先に、世界中のレースを愛する女性ドライバーたちが、日本のレースを目指し、子供たちにとって新しいあこがれを生み出させる、そんなスポーツを作っていきたいと思っています。
今回の受賞にあたり、私たちのレースを支えてくださった富士スピードウェイの皆さま、関谷の思いを理解し支えてくださった企業の皆さま、そして常に素晴らしいパフォーマンスを見せ続けてくれている競争女子の皆さんに、心より御礼申し上げます。今日は本当にありがとうございました。

授賞式参加ドライバーコメント

岩岡万梨恵(32歳、東京都出身)

■2022年よりKYOJO CUP参戦 2025年はFUKUDA racingより参戦(Car No.33)
モータースポーツという世界はやはり男性がメインというイメージが強く、私自身も始めるまではそういう印象を強く持っていました。なかなか一歩を踏み出せなかったなか、KYOJO CUPという女性だけのレースを立ち上げていただいて、これをステップとしてモータースポーツの世界に参加できる女性も増えてきました。
今回の賞は、モータースポーツの世界で女性の活躍を推進していこうという取り組みに対していただけたもので、その活動に関われていることがとてもうれしいです。

翁長実希(27歳、沖縄県出身)

■2019年よりKYOJO CUP参戦、2022年シリーズチャンピオン 2025年はKids com Team KCMGより参戦(Car No.7)
自分の力を思い切り発揮できる、女性ドライバーの居場所を作り、守ってきてくれたKYOJO CUPがこのような賞をもらえたことは私自身もとてもうれしいですし、その授賞式の場に立たせていただけたことは光栄です。私は小さい子供たちにカートを教えるような機会もありますが、その子たちに夢を与えられるようなモータースポーツ界にしていきたいし、その夢の舞台としてKYOJO CUPがどんどん大きくなっているのを間近で見られて、とてもうれしいです。これからは、KYOJO CUPが世界中から女性ドライバーが挑戦してくるようなもっと大きなレースになっていけるよう、私たちももっと頑張りたいなと思います。

佐々木藍咲(21歳、東京都出身)

■2024年よりKYOJO CUP参戦 2025年はCERUMO・INGINGより参戦(Car No.38)
実は2021年に、国際女性デーの取り組みとしてJAF(日本自動車連盟)の動画に出演したことがあります。それから4年、またこのように国際女性デーに関わる機会に参加できてとても光栄に思います。自分が参戦しているレースが、このような栄誉ある賞をもらえたことは素晴らしいことだと思いますし、女性ドライバーが頑張っているところをたくさんの方に知ってもらえるいい機会になり、嬉しいです。