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【プレスリリース】日本海事協会がOceanWingsの革新的な風力補助推進技術に基本設計承認(AiP)を付与

シンガポール・東京 – 2025年3月27日

風力推進補助システム(Wind-Assisted Propulsion Systems:WAPS)で世界を牽引するOceanWings(本社=仏パリ)は、このほど(一財)日本海事協会から、同社の最先端風力推進技術について、基本設計承認(Approval in Principle:以下AiP)を取得いたしました。 当認証は、シンガポール・マリタイム・ウィークの期間中に授与され、海事業界の脱炭素化に向けた取り組みにおける風力推進の重要性の高まりの中で、本認証において、規則および安全性の観点から本装置の実現の可能性が確認されたことを証明されるものとなりました。
(写真:左:菅勇人氏、日本海事協会会長、右:OceanWings クリストフ・パイユソー、 営業・マーケティング担当副社長)
(写真:左:菅勇人氏、日本海事協会会長、右:OceanWings クリストフ・パイユソー、 営業・マーケティング担当副社長)
昨今の海運業界における環境規制の強化と急速なデジタル化に伴い、業界では新技術の開発と導入が加速しています。しかし、革新的な技術やコンセプトに基づくソリューションは、安全性および実現性を確保するために、国際条約や船級協会の規則に準拠していなければなりません。日本海事協会の提供するAiP認証サービスは、このような設計の技術的実現性を早期に検証する上で重要な役割を果たしており、日本市場のみならず、世界の海運業界にも恩恵をもたらしています。

OceanWingsの営業・マーケティング担当副社長であるクリストフ・パイユソー氏は今回の承認授与にあたり、「日本海事協会からAiP認証を取得したことは、弊社にとってビジネス上の重要なマイルストーンとなります。当成果は、ばら積み船、PCC船、ケミカルタンカーなどの主要な外航船舶向けの風力推進ソリューションを導入する当社の取り組みを強化するものです」とコメントしています。

日本海事協会の会長である菅勇人氏は、次のようにコメントしています。「OceanWingsが開発した風力補助推進システムの設計に対し、AiP(基本設計承認)を発行できることを大変光栄に思います。 社会の変化が加速する中、諸課題解決のためにはフロントランナーの皆さまと共に前進していくことがますます重要になると考えています。日本海事協会は、技術の基準適合性の確認を通じて、海運業界の持続可能なエネルギーの導入をサポートしてまいります。」

日本および世界における風力推進技術の進歩

日本海事協会のAiP認証は、新しい技術や革新的な海事ソリューションの安全性と実現可能性を検証します。この認証を取得したことで、OceanWingsは現在、日本でのプレゼンス拡大に注力しており、風力推進技術をさらに推進するための戦略的投資と業界パートナーシップを模索しています。

OceanWingsについて

OceanWingsの使命は、海運業界に対して最も効率的な風力補助推進システムを提供することにあります。これにより、排出量の削減、運用コストの低減、そして投資の長期的価値の保証しています。革新的な技術を誰もが利用できるようにすることで、OceanWingsは船舶の脱炭素化における世界的リーダーとなり、持続可能な未来に向けた最も拡張性が高く即応可能な解決策として、風力エネルギーへの転換を業界に促してまいります。

お問い合わせ

Joanna Trouchaud (English)
Communication & Marketing Manager
TEL: +33 6 07 58 20 43
EMAIL: joanna.trouchaud@oceanwings.com

Maki Yoshida (Japanese)
Managing Director, Star Marine PR
TEL: +81 80 3398 3726
EMAIL: maki@starmarinepr.com

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