高齢者が感じる「楽しさ・喜び」とは!? 「お菓子・スイーツ・アイスクリームを食べているとき」は約9割 最新レポート「高齢者“きもち”調査2021年」を発表
株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原正昭)は、60~90歳の高齢者を対象として「高齢者の“きもち”」をテーマとした自主企画調査を実施しました。加齢とともに変化する高齢者の「きもち・考え」や「楽しさ・喜び」といった意識を定量的に把握することを目的としました。本調査レポートは有償にて販売していますので、詳細は最下段をご参照ください。
今回は「高齢者“きもち”調査2021年」の調査結果より、「きもち・考え」「楽しさ・喜び」の結果を一部抜粋してご案内いたします。
詳細URL: https://www.jmar.biz/report2/6090feelings_2021/
調査結果のご紹介
【調査結果1】
高齢になるほど商品選びがおっくうになり、コスパ検討志向も低下。「考える買い物」から遠ざかる
高齢者は高齢になるほど「コスパ検討志向」が低下。男女ともに60代前半では7割台があてはまると回答したが、高齢になるにつれて減少し、80代後半では、男性は4割半、女性は3割強まで低下する。他方で、「商品選び回避志向」は高齢になるほど増加。特に女性の70代前半から80代後半にかけての傾向が顕著で、70代前半では2割を下回っているが、80代後半では5割半の結果となった。
【調査結果2】
健康管理意識は80代で低下。同様に、栄養バランス重視する志向も80代から低下
健康意識・食事意識をみると、「健康管理意識」が80代から顕著に低下。男性は、60代後半で最も高くなり70代も8割台で推移するものの、80代前半で72.6%、80代後半で65.1%と、意識が低下する。女性は、70代後半まで9割程度と高く推移するものの、男性同様80代前半で76.8%、80代後半で6割を下回る。
食事意識の「栄養バランス重視志向」も健康管理意識と同様に80代から低下傾向。男性は、70代後半の6割強をピークに80代以降で減少、女性も80代で大きく減少する。
【調査結果3】
高齢男女の9割前後が「お菓子・スイーツ・アイスクリームを食べているとき」に楽しさ・喜びを感じる
52項目の事柄において、それぞれどの程度「楽しさ・喜び」を感じるか「とても感じる」「感じる」「少し感じる」「感じない」「まったく感じない」の5段階で聞いたところ、「お菓子・スイーツ・アイスクリーム」を食べているときに楽しさ・喜びを感じる高齢者は9割前後という非常に高い結果だった。男性は8割台、女性は9割台で、高齢になっても「楽しさ・喜び」を変わらず感じている。また、男性と比べて、女性は「とても感じる」と回答する割合が高く2~3割台。
【調査結果4】
「スーパーや酒屋でお酒を買うとき」に感じる楽しさ・喜びは、高齢になるにつれて減少
高齢になっても変わらず楽しさ・喜びを感じる事柄がある一方で、高齢なるにつれて減少する楽しさ・喜びもある。例えば、「スーパーや酒屋でお酒を買うとき」は男女ともに高齢になるにつれて減少する。男性は、60代では6割以上が「楽しさ・喜び」を感じるものの、70代では5割台、80代後半では5割を下回る。女性は、男性よりも「楽しさ・喜び」を感じる傾向が弱く、80代後半では2割を下回る。
【調査結果5】
高齢者は6割近くが「レイトマジョリティ」「ラガート」に分類、「イノベーター」「アーリーアダプター」は1割に満たない
商品購入の態度を新商品購入の早い順に5つに分類したイノベーター理論に基づいて、当社(JMAR)で検討した設問で、60~90歳の高齢者を分類したところ、「イノベーター」1.5%、「アーリーアダプター」7.0%、「アーリーマジョリティ」32.6%、「レイトマジョリティ」39.4%、「ラガート」19.4%と、「レイトマジョリティ」と「ラガート」で6割近くを占め、「イノベーター」と「アーリーアダプター」は1割に満たない結果となった。
■調査概要
調査名 :高齢者6090レポートシリーズ
高齢者“きもち”調査 2021年
※今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている調査結果の
一部を抜粋してご紹介いたします。
調査期間:2021年10月15日(金)~2021年10月28日(木)
調査対象:日本能率協会総合研究所が保有する
「高齢者6090リサーチモニター」
(全国に居住する60歳から90歳までの男女)
調査方法:郵送調査
回答者数:2,500名(配布数4,000名、回収率62.5%)
性別・年齢・エリアに基づき母集団人口構成比に準拠して回収
【調査結果1】
高齢になるほど商品選びがおっくうになり、コスパ検討志向も低下。「考える買い物」から遠ざかる
高齢者は高齢になるほど「コスパ検討志向」が低下。男女ともに60代前半では7割台があてはまると回答したが、高齢になるにつれて減少し、80代後半では、男性は4割半、女性は3割強まで低下する。他方で、「商品選び回避志向」は高齢になるほど増加。特に女性の70代前半から80代後半にかけての傾向が顕著で、70代前半では2割を下回っているが、80代後半では5割半の結果となった。
Q. 現在のあなたの「気持ち・考え」にあてはまる程度をお答えください。(単一回答)
※「買い物・情報」「住まい・ライフスタイル」「健康・身だしなみ」「食事」「調理行動」のカテゴリーで、合計100を超える“きもち・考え”を「とてもあてはまる」~「まったくあてはまらない」の7段階で聴取。
【調査結果2】
健康管理意識は80代で低下。同様に、栄養バランス重視する志向も80代から低下
健康意識・食事意識をみると、「健康管理意識」が80代から顕著に低下。男性は、60代後半で最も高くなり70代も8割台で推移するものの、80代前半で72.6%、80代後半で65.1%と、意識が低下する。女性は、70代後半まで9割程度と高く推移するものの、男性同様80代前半で76.8%、80代後半で6割を下回る。
食事意識の「栄養バランス重視志向」も健康管理意識と同様に80代から低下傾向。男性は、70代後半の6割強をピークに80代以降で減少、女性も80代で大きく減少する。
Q. 現在のあなたの「気持ち・考え」にあてはまる程度をお答えください。(単一回答)
※「買い物・情報」「住まい・ライフスタイル」「健康・身だしなみ」「食事」「調理行動」のカテゴリーで、合計100を超える“きもち・考え”を「とてもあてはまる」~「まったくあてはまらない」の7段階で聴取。
【調査結果3】
高齢男女の9割前後が「お菓子・スイーツ・アイスクリームを食べているとき」に楽しさ・喜びを感じる
52項目の事柄において、それぞれどの程度「楽しさ・喜び」を感じるか「とても感じる」「感じる」「少し感じる」「感じない」「まったく感じない」の5段階で聞いたところ、「お菓子・スイーツ・アイスクリーム」を食べているときに楽しさ・喜びを感じる高齢者は9割前後という非常に高い結果だった。男性は8割台、女性は9割台で、高齢になっても「楽しさ・喜び」を変わらず感じている。また、男性と比べて、女性は「とても感じる」と回答する割合が高く2~3割台。
Q. 次の事柄について、あなたはどの程度「楽しさ・喜び」を感じますか。(単一回答)
【調査結果4】
「スーパーや酒屋でお酒を買うとき」に感じる楽しさ・喜びは、高齢になるにつれて減少
高齢になっても変わらず楽しさ・喜びを感じる事柄がある一方で、高齢なるにつれて減少する楽しさ・喜びもある。例えば、「スーパーや酒屋でお酒を買うとき」は男女ともに高齢になるにつれて減少する。男性は、60代では6割以上が「楽しさ・喜び」を感じるものの、70代では5割台、80代後半では5割を下回る。女性は、男性よりも「楽しさ・喜び」を感じる傾向が弱く、80代後半では2割を下回る。
Q. 次の事柄について、あなたはどの程度「楽しさ・喜び」を感じますか。(単一回答)
【調査結果5】
高齢者は6割近くが「レイトマジョリティ」「ラガート」に分類、「イノベーター」「アーリーアダプター」は1割に満たない
商品購入の態度を新商品購入の早い順に5つに分類したイノベーター理論に基づいて、当社(JMAR)で検討した設問で、60~90歳の高齢者を分類したところ、「イノベーター」1.5%、「アーリーアダプター」7.0%、「アーリーマジョリティ」32.6%、「レイトマジョリティ」39.4%、「ラガート」19.4%と、「レイトマジョリティ」と「ラガート」で6割近くを占め、「イノベーター」と「アーリーアダプター」は1割に満たない結果となった。
Q. あなたは次の5つのタイプのうち、どのタイプに最も近いですか。(単一回答)
ー 本レポートについて ー
今回のリリースでご紹介した「高齢者6090レポートシリーズ高齢者“きもち”調査2021年」は有償にて販売しています。本リリースではご紹介できなかった「きもち・考え」や「楽しさ・喜び」も、有償版では多数掲載しています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。
※本リリースに関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。
【レポート販売のご案内】
■アウトプット
【高齢者6090レポートシリーズ 高齢者“きもち”調査2021年】
(1)調査報告書(PDFデータ):2021年12月末発行
(2)集計データ(CD-ROM):クロス集計表一式
◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にて承ります。
【都度お見積りさせていただきます】
◆ローデータ(Excelファイル)は別売りとなります。
【一式15万円(税別)】
※当社は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。
■調査購入のご案内
・定価550,000円(税別)
・MDBメンバー価格525,000円(税別)
【お問い合せ先】
株式会社日本能率協会総合研究所 経営・マーケティング研究部
〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22
担当 : 山口 荒木
TEL : 03-3578-7607
FAX : 03-3432-0109
Email: info_mlmc@jmar.co.jp
本件引用の際は、お手数ですが、上記あて掲載紙をご送付ください。
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