明治学院歴史資料館がデジタルアーカイブズを1月24日に公開 明治学院が所蔵する貴重な歴史資料の二次利用が可能に
明治学院歴史資料館では、2022年1月24日(月)より、明治学院歴史資料館と明治学院大学、明治学院高等学校、明治学院中学校・東村山高等学校が所蔵する歴史資料(文書・刊行物 10,358件、写真 1,475件、その他 182件)をデジタルアーカイブズとして公開しました。
デジタルアーカイブを検索・閲覧するためのクラウド型プラットフォームシステム「ADEAC(アデアック)」(TRC-ADEAC株式会社制作・運営)を利用したものです。これにより、本学関係者のみならず、明治学院の歴史や日本の近代史に関心をお持ちの一般の方に、明治学院所蔵の貴重な歴史資料にアクセスいただくことが可能になりました。
明治学院歴史資料館Webサイト( http://shiryokan.meijigakuin.jp/ )の「メニュー」から、「明治学院歴史資料館デジタルアーカイブズ」( https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/1372055100 )を選ぶことで利用いただけます。ヘボン式ローマ字で著名な創設者のヘボン博士、キリスト者の社会事業家として活動した卒業生の賀川豊彦、同じく卒業生で文豪の島崎藤村など、明治学院ゆかりの「人物」や、重要文化財の宣教師館をはじめとする「歴史的建造物」などを多面的に紹介しています。任意の語句での目録検索の上、利用規定を遵守することで、画像などのデジタルコンテンツの二次利用が可能です。
明治学院歴史資料館Webサイトでは、「明治学院歴史資料館コレクションズ」も紹介しています。学院の歴史的特色を表し、特定のテーマで運用するコレクションの総称で、現在、井深家関係資料(明治学院第二代総理を務めた井深梶之助(1854-1940)とその家族に関わる貴重な個人資料)とガラス乾板コレクションを取り上げています。
国の重要文化財となっているインブリー館は、建設当初の7~8年間は宣教師のJ.M.マコーレー(1847-1897)が居住したと推測され、その後、宣教師のW.インブリー(1845-1928)が、1897(明治30)年の再来日から1922(大正11)年に帰国するまで暮らしました。写真左側に人力車とその車夫が写っているのがわかります。
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