京セラグループの温室効果ガス削減目標(1.5℃水準)が「SBT(Science Based Targets)」の認定を取得
京セラ株式会社(社長:谷本 秀夫)は、京セラグループ環境目標において、2021年に新たに設定した温室効果ガス削減目標(1.5℃水準)が、国際的な環境団体であるSBTイニシアチブより「SBT(Science Based Targets)」の認定を取得しましたので、お知らせいたします。
SBTイニシアチブは、パリ協定の目標達成に向け、企業に対して科学的な根拠に基づいた温室効果ガス排出量の削減目標の設定を推進することを目的に、環境情報の開示に関する国際NGOであるCDP、UNGC(国連グローバル・コンパクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)により、設立・運営されています。
京セラグループは、気候変動対策を重要課題のひとつと考えており、2018年に、2℃水準の2030年度温室効果ガス排出量30%削減(2013年度比)を設定し、SBT認定を取得しました。その後、社会的要請等を踏まえ、2021年には、1.5℃水準の2030年度46%削減(2019年度比)、2013年度比換算で56%削減相当へと目標を引き上げました。
このたび、2021年に新たに設定した目標が、SBTイニシアチブから気温上昇を1.5℃に抑える水準に適合していると認められました。
また、京セラグループでは、SBTに認定された目標のほか、生産活動における再生可能エネルギー導入比率の向上を図るため、同エネルギーの2030年度導入量20倍(2013年度比)、2050年度のカーボンニュートラルを掲げています。
今後も従来の枠にとらわれない新たな対策を講じていくことで、脱炭素社会の実現、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。
■ 京セラグループ長期環境目標
・温室効果ガス排出量(Scope1,2※):2030年度46%削減(2019年度比)【SBT認定】
・温室効果ガス排出量(Scope1,2,3※):2030年度46%削減(2019年度比)【SBT認定】
・再生可能エネルギー導入量:2030年度20倍 (2013年度比)
・2050年度 カーボンニュートラル
※Scope1:燃料使用に伴う直接排出
※Scope2:外部から購入する電力や熱の使用に伴う間接排出
※Scope3:Scope1、2以外の間接排出(原料調達、輸送、使用、廃棄のほか、従業員の通勤、出張など)
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