埼玉県飯能市で展開する、 デジタル地域通貨『Hello, againコイン』を基盤とした キャンペーン実施による来訪効果に関する実証実験を開始

~ユーザーと加盟店のつながりを深め、再訪問の意欲を喚起する 「#何度でも飯能」SNSキャンペーンを実施~

株式会社シンカ(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 裕也)は、埼玉県飯能市で展開する、デジタル地域通貨『Hello, againコイン』を基盤としたキャンペーン実施による来訪効果に関する実証実験を開始します。


詳細URL: https://helloagain-coin-campaign.com/


「#何度でも飯能」キャンペーン


キャンペーン期間は2022年9月28日(水)から2023年1月3日(火)の約3ヶ月間(14週間)。『Hello, againコイン』で決済し、公式SNS(Facebook、Instagram)に投稿した応募者を対象に、抽選でコインを2,000AGN(2,000円相当)プレゼント。抽選は毎週。当選は毎週5名、合計70名を予定しています。


飯能市は、東京都心から電車でわずか1時間ほどと交通アクセスが良い場所にありながら、自然が豊富で、清流や温泉が楽しめるほか、それらを活かした、カヌーや木工体験などのレジャー、キャンプサイトや温泉宿などの宿泊施設があります。さらに、地元食材を生かしたレストランや、地元民に愛される食堂・カフェなど多様なグルメスポットもあり、様々な魅力をもつ地域です。


また、飯能市は、森と暮らすライフスタイルが浸透しており、そのライフスタイルに魅了されて移住する方も多く、洗練された都会感覚をもちながら、おおらかでオープンな地域の方々も魅力のひとつです。


都市に暮らす人たちが、地域のライフスタイルを取入れるきっかけとなり、結果的に、地域内の交流、誇りや生きがい、持続可能性へと発展することを目指し、2021年11月にスタートした『Hello, againコイン』。スタートから約1年経ち、さらなる活性化を図るべく、市外からの来訪促進、市民の方への認知向上を目的に、このたび本実証実験を実施する運びとなりました。



○実証実験概要

<名称>

デジタル地域通貨を基盤としたキャンペーン実施による来訪効果に関する実証実験


<実施エリア>

埼玉県飯能市


<期間>

2022年9月28日から2023年1月31日まで

※キャンペーン応募期間は、2022年9月28日より2023年1月3日まで(14週間)


<実証内容>

『Hello, againコイン』の加盟店でコインを利用し、SNSに投稿した応募者に抽選でコインが当たるキャンペーンを約3ヶ月間実施する。並行して、コインが利用できる加盟店を増やすことで、ユーザーへ提示できる選択肢を増やし、効果発揮を後押しする。


<検証する主な効果項目>

(1) 来訪効果

(2) 地域周遊効果

(3) 複数回来訪効果



○サイト

Hello, againコイン「#何度でも飯能」キャンペーン サイト

https://helloagain-coin-campaign.com/


Hello, againコイン ホームページ

https://www.helloagain-coin.com



○公式SNS

Facebookグループ『Touch!Hello, again クラブ』

https://www.facebook.com/groups/touchhelloagainclub


Instagram『helloagain_coin』

https://www.instagram.com/helloagain_coin/


YouTube『Hello, againコイン チャンネル』

https://www.youtube.com/channel/UCi5TNQXVu3k_SxLpVJ8s2rA



○背景と課題

埼玉県飯能市山間エリアは、生物多様性に富み、清流や温泉などにも恵まれ、このエリアの暮らしや産業は、昔から山や川などの自然に溶け込んで発展し、魅力的な独自の産業等を育んできました。


一方で、同じ西武池袋線沿線にある秩父市などと比べ、観光名所と呼ばれるようなロケーションは少なく、一般的な観光地と比較しても、宿泊施設や飲食店が充実しているとは言いがたい状況があります。そのためビジターの多くは、日帰りレジャーや通過点として利用するケースが大半です。


全国の中山間地域同様、飯能市山間エリアは、緩やかな過疎化と地域経済の衰退に直面しています。同じ市内でも、駅周辺の住民は、山間エリアに足を運ぶ機会が少ないという現状もあります。結果、森林整備が行き届かなくなってきており、山林の荒廃・土砂災害の懸念・都市部への水源供給機能維持の懸念が問題となっております。それらを解決するためにも、「森と人が共生する日常」そのものを観光資源化し、繰り返し訪れるビジターと地域の人との関係構築を図ることで、「持続可能な地域経済の好循環サイクル」の形成を行い、将来的には山間エリアを支える関係人口の増加を目指します。



○本実証実験の内容

『Hello, againコイン』の加盟店でコインを利用し、SNSに投稿した応募者に抽選でコインが当たるキャンペーンを約3ヶ月間実施します。『Hello, againコイン』の既存ユーザー、コインのプラットフォームである『共感コミュニティ通貨eumo(ユーモ)』の既存ユーザー、および新規ユーザーへの利用も促進します。また、各加盟店をすでに利用したことのある市民の方や、市外の方への認知向上にも努めます。

キャンペーン専用のWebページや加盟店に設置するチラシ、コイン公式SNSでの訴求、プレスリリースの配信に加え、期間中は、西武池袋線「ラビュー」にてCMを放映。地域や加盟店の魅力、『Hello, againコイン』の活用方法などを発信することで、認知拡大と興味喚起に努めます。


『Hello, againコイン』の決済ログから、決済ユーザー数、決済回数、来訪回数等を調査し、キャンペーン実施による来訪効果を検証。また、ギフト(チップ)機能、ユーザー間ギフト(個人間送金)機能、メッセージ機能分析により、地域内や利用者間の関係構築に関する効果を検証します。


2021年11月~2022年1月(3ヶ月間)に行った「デジタル地域通貨を活用した長期滞在・地域周遊効果の実証実験」では、地域を訪れたユーザーは、加盟店の人たちとの交流によって、地域の魅力・良さを五感で感じ、自ずと地域を応援したいとの気持ちが芽生え、そしてそれが、ギフトを贈ること、再訪意欲につながる結果となりました。


今回実施する実証実験においては、ユーザーが感じた「お店の魅力」「おすすめポイント」「感動シーン」を収めた写真のSNS投稿がキャンペーンの応募条件となっているため、コインの利用促進に加え、ユーザーと加盟店の会話が深まったり、新たな魅力が発見されたりすることにより、ユーザーが、地域との「つながり」を感じ、「応援」「感謝」の気持ちがより醸成されるものと想像しております。


2021年11月~2022年1月に実施した実証実験のスペシャルサイト

https://helloagain-coin.com/special/



○「Hello, againコイン」について

<加盟店一覧 -24店舗(順不同 2022年9月1日時点)>

・名栗温泉 大松閣(宿泊)

・大松閣別館 山の茶屋(飲食)

・ケニーズ・ファミリー・ビレッジ/オートキャンプ場(キャンプ場)

・古民家ファミリービレッジ/バーベキュー場(キャンプ場)

・さわらびの湯(温泉)

・Blue Tarp(飲食)

・ノーラ名栗(宿泊)

・やまね酒造赤沢醸造所(酒製造)

・木のおもちゃ Muku-studio(商品開発)

・きまま工房・木楽里(工房)

・雑貨&カフェkinoca(飲食)

・滝長(商店)

・名栗カヌー工房(工房)

・メッツァビレッジ ソグベルク(工房)

・マッキークラフト(木工製品)

・株式会社美杉観光バス 本社(交通・運輸)

・アヱルフィールド(イベント)

・Bookmark(シェアスペース)

・Nakacho7(コワーキングスペース)

・たいら栗園(BBQ場・レストラン)

・ハミング(大松閣 別邸)(宿泊)

・古民家ひらぬま(飲食)

・こめよし商店(商店)

・Alive(一棟まる貸し宿泊施設)(宿泊)


<流通量等(順不同 2022年9月21日時点)>

・ユーザー数        :801ユーザー

・加盟店決済件数      :590件

・コインによる決済額    :3,492,553AGN※

・ギフトとして贈られたコイン:324,024AGN※

・ギフト割合        :10.2%

※AGNはHello, againコインの独自単位。1AGN=1円相当



○本事業の概要

本事業は、株式会社JTB川越支店を代表事業者とする観光庁の『既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業』の一環です。詳細については以下を参照ください。


▼「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」

代表事業者:株式会社JTB川越支店


事業概要:

「東京から一番近い山岳リゾートワーケーション・飯能」の確立をゴールとする。そのために宿泊施設の長期滞在(ワーケーション)仕様への対応をはじめとした以下のような取り組みを計画参加事業者と協力して実施。中長期的に継続的・長期的な「飯能ファン」の獲得と持続可能な地域経済の好循環サイクルの形成の実現を目指す。


▼計画参加事業者と各事業概要

【計画参加事業者】

・名栗カヌー工房       :滞在環境向上のための高付加価値化改修

・名栗温泉 大松閣       :感染症対策のためのエアコン設置と

                抗菌畳の導入

・山の茶屋          :滞在環境向上のためのバリアフリー化・

                個室化

・福王山 正覚寺       :長期滞在環境向上のための客室分轄・

                浴室・水回りの改修、

                インバウンド受入強化のための内装改修

・医王山 薬寿院 八王子(竹寺):滞在環境向上のための高付加価値化改修

・木の駅・ものづくり     :滞在環境向上のための高付加価値化改修

・深田屋商店         :観光客の利便性向上のため閉店した

                金物屋を観光の拠点となる

                シェアスペースに改修

・シンカ           :デジタル地域通貨を基盤とした

                キャンペーン実施による来訪効果に関する

                実証実験



◆運営会社シンカについて

株式会社シンカは、1995年10月、採用専門コンサルティング会社の草分けとして設立されました。1998年、日本初の人材採用管理システムを開発・商品化。その後、最盛期は売上20億円、従業員80名程度まで拡大。しかしその後、上場に向けた投資の失敗、リーマンショックにより経営危機を迎えることに。再生に奮闘する中、2014年、新卒一期生の現代表が4代目社長に就任。2017年3月には株式会社シンカホールディングスを持ち株会社としてMBOを実行。自社の経営改革の経験をもとにした、中小企業向け組織・人事コンサルティング事業をスタートし、現在に至ります。


現在は、社員一人ひとりに「自分が経営を担っている」という「我がごと経営(R)」の推進に注力。「組織人事」の視点から、社会問題の解決に取り組む企業様へのコンサルティングをメイン事業としながら、2020年には、ビジョンである「社会問題を解決することで、持続可能な社会を創造し、私たち一人ひとりの幸福度向上を追求する。」を体現する活動の一環として、自社サテライトオフィス兼ワーケーション施設である『Alive サステナブルラボ飯能』を埼玉県飯能市に開設。人の幸福を構成する「生命の維持」「健康」「生きがい」「誇りの拠り所」という要素を高め、それを阻害する社会問題を解決することで、幸福のために生き・働ける、持続可能な社会の実現を目指しています。



◆本件に関するお問い合わせ先

株式会社シンカ

担当 : Hello, againコイン キャンペーン事務局

メール: info@helloagain-coin.com

URL  : https://helloagain-coin-campaign.com/



◆会社概要

社名  : 株式会社シンカ

代表者 : 代表取締役社長 田中 裕也

本社  : 東京都港区新橋四丁目7番2号 6東洋海事ビル4階

設立  : 1995年10月

事業内容: “我がごと経営(R)”の実現を支援する組織・人事コンサルティング

      (組織・人事制度・採用・教育・働き方改革)

URL   : http://www.shinka.com/

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