BSIグループジャパン(英国規格協会)、PAS 2060に基づいた カーボンニュートラルのBSI Opinion Statementを スターツCAM株式会社に発行
BSIグループジャパン株式会社(所在地:横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原 将樹)は、スターツCAM株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:直井 秀幸、以下 スターツCAM)に対し、規格型プロジェクト3件について、PAS 2060:2014(※1)に基づいたカーボンニュートラルの達成(工事期間:2023年6月5日から2023年12月22日まで)に対する検証を実施し、完了しました。
昨今、我々の経済活動に伴う二酸化酸素などの温室効果ガスの排出量増加に伴い、地球温暖化や気候変動をはじめとする地球規模の問題が深刻化しています。
そのため、国際社会でも1995年より国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)が開催されています。その中では実効的な温室効果ガス排出量削減の実現にむけた議論が継続されており、直近では2021年に英国で実施されたCOP26において、2030年頃には平均気温上昇を工業化以前の水準に比して1.5℃に抑える努力を追求することが明記されました。
これを受け、各国は今まで以上に二酸化炭素排出量削減に向けた取り組みを加速しています。
BSIグループでは、カーボンニュートラルを実証するための基準PAS 2060を策定しました。また、その検証業務をグローバルで展開しています。今後、地球温暖化対策のため、それぞれの組織が温室効果ガスの削減を促進し、ネットゼロに取り組む活動は避けて通れないテーマであり、積極的にカーボンフットマネジメント、カーボンニュートラルの実証を推進することは、企業価値向上においてもより一層求められています。
今回のスターツCAMに対するPAS 2060の検証は、日本の建設業界としては初の事例※2であり、業界をリードする存在として、環境負荷の低減とサステナビリティへの取り組みを積極的に証明したことになります。
スターツCAMが発表したプレスリリースはこちら
URL: https://www.starts.co.jp/news/press/2024/6312/
- 注記 -
※1:PAS 2060:2014はカーボンニュートラル実証の仕様
※2:2024年4月時点(当社調べによる)
■BSI(英国規格協会)とBSIグループジャパンについて
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、ビジネス改善と標準化を推進する機関です。設立以来1世紀以上にわたって組織や社会にポジティブな影響をもたらし、信頼を築き、人々の暮らしを向上させてきました。現在190を超える国と地域、そして80,000社以上のお客様と取引をしながら、専門家、業界団体、消費者団体、組織、政府機関を含む15,000の強力なグローバルコミュニティと連携しています。BSIは、自動車、航空宇宙、建築環境、食品、小売、医療などの主要産業分野にわたる豊富な専門知識を活用し、お客様のパーパス達成を支援することを自社のパーパスと定めています。気候変動からデジタルトランスフォーメーションにおける信頼の構築まで、あらゆる重要社会課題に取り組むために、BSIはさまざまな組織と手を取り合うことによって、より良い社会と持続可能な世界の実現を加速し、組織が自信を持って成長できるよう支援しています。
BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人です。マネジメントシステム、情報セキュリティサービス、医療機器の認証サービス、製品試験・製品認証サービスおよび研修サービスの提供を主業務とし、また規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供しています。
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