引退宣言の辛坊治郎「最後」の時事解説書『オールドメディアへの遺言』3/22発売
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2025年3月12日 09:00株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2025年3月22日に『オールドメディアへの遺言』(辛坊治郎 著/税込1,540円)を発売します。本書は、引退へ向かうと決意した著者が「これで最後」とする時事問題の解説書です。「そこまで言って委員会NP」から「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」まで、さまざまなメディアでニュースの裏側を痛快に斬りまくってきた著者が、集大成として、ライフワークにしていたメルマガを加筆修正し、まとめあげました。
今後は「気が向いたときだけ」のプレ引退
著者の辛坊治郎氏は、本書「まえがき」で、「皆さん、長年お世話になりました。これが私にとって最後の時事問題の解説書籍になるかもしれません」と述べています。2021年の小型ヨットによる太平洋往復航海挑戦を機に、情報発信の軸を既存メディアからメルマガとYouTubeに切り替えた著者は、2025年3月末以降、メルマガで時事問題を扱う頻度を「気が向いたときだけ」にすると表明。それにともない、メルマガの書籍化にもいったん区切りをつけることになりました。最後と位置づけた本書について、「メルマガに慣れ親しんだ読者でも驚く展開になっているはずです」というほど大胆に加筆し、「まえがき」では発刊意義についても明かしています。
ここ数年の世界の異常な物価高がなぜ起きたのか、そして、トランプさんの暴走が明らかになりつつある今、これから世界はどうなっていくのか? そんな内外の情勢の中で「普通の人々」はどうやって生き延びたらいいのか? この本はそれらのテーマに最終的な解答を与えます。(「まえがき」より一部抜粋)
兵庫県知事選からトランプ政権まで、報道の裏側と自身の想いを解説
著者は本書で、兵庫県知事選や石破政権誕生、トランプ政権の外交戦略といった話題やニュースの裏側を、自身の経験や推察を交えながら独自の視点で解説。既存メディアや政治権力を鋭く批判しつつ、メディアの現場から去り行く自身の想いを語りました。マスコミ界という大海原を縦横無尽に旅した著者は、最後の航海記として本書を残し、ついに引退へと舵を切ります。
【本書で扱う話題と著者の見解】
●兵庫県知事選をめぐる既存メディアの報道姿勢
今回の知事選で存亡の危機に立たされた既存メディアの必死さが記事の見出しからしみじみ伝わってきます。どうあっても既存メディアは選挙結果を受け入れるわけにはいかないのです。既存メディアで40年間飯を食ってきた私が言うのだから間違いありません。(本文より一部抜粋)
●自民党総裁選を経て誕生した石破政権の舵取り
来るべき嵐の中で石破船長は日本丸をどう操縦するのか? 私は本音でそんなに石破さんに期待していません。しかし、高市さんが総理になるより、一般庶民はマシな生活になると思います。(本文より一部抜粋)
●トランプ政権が推し進める関税外交の行く末
トランプ氏としては、自分の政策で株が下落するような事態は絶対に受け入れられないのです。コロンビア、メキシコ、カナダには関税の脅しが効きましたが、今後同じ手法が中国やヨーロッパ諸国に効くかどうかは不透明です。(中略)「関税による脅し」以外の有力な手段を見つけない限り、早晩、トランプ政権は窮地に立たされることになるでしょう。(本文より一部抜粋)
今回の知事選で存亡の危機に立たされた既存メディアの必死さが記事の見出しからしみじみ伝わってきます。どうあっても既存メディアは選挙結果を受け入れるわけにはいかないのです。既存メディアで40年間飯を食ってきた私が言うのだから間違いありません。(本文より一部抜粋)
●自民党総裁選を経て誕生した石破政権の舵取り
来るべき嵐の中で石破船長は日本丸をどう操縦するのか? 私は本音でそんなに石破さんに期待していません。しかし、高市さんが総理になるより、一般庶民はマシな生活になると思います。(本文より一部抜粋)
●トランプ政権が推し進める関税外交の行く末
トランプ氏としては、自分の政策で株が下落するような事態は絶対に受け入れられないのです。コロンビア、メキシコ、カナダには関税の脅しが効きましたが、今後同じ手法が中国やヨーロッパ諸国に効くかどうかは不透明です。(中略)「関税による脅し」以外の有力な手段を見つけない限り、早晩、トランプ政権は窮地に立たされることになるでしょう。(本文より一部抜粋)
目次
はじめに
第1章:政治家、官僚、そしてマスコミ
兵庫県知事選をめぐる、あきれた報道/予想通りの石破政権/トランプ政権に迫る課題……ほか
第2章:広がる重苦しい感情
上級国民への怨嗟/株価暴落/日本最大の問題/若者たちの怒り/追悼、森永卓郎さん……ほか
第3章:旅を通じて見えてくる現状
南大東島で覚えた違和感/ロスアンゼルスで見た光景/タイの急速な変化/親ガチャ考……ほか
第4章:人間は生まれたときから死刑判決を受けている――あとがきに代えて
人は必ず死ぬものだから/宗教の賞味期限/科学技術への信仰/楽しんで生きよ……ほか
第1章:政治家、官僚、そしてマスコミ
兵庫県知事選をめぐる、あきれた報道/予想通りの石破政権/トランプ政権に迫る課題……ほか
第2章:広がる重苦しい感情
上級国民への怨嗟/株価暴落/日本最大の問題/若者たちの怒り/追悼、森永卓郎さん……ほか
第3章:旅を通じて見えてくる現状
南大東島で覚えた違和感/ロスアンゼルスで見た光景/タイの急速な変化/親ガチャ考……ほか
第4章:人間は生まれたときから死刑判決を受けている――あとがきに代えて
人は必ず死ぬものだから/宗教の賞味期限/科学技術への信仰/楽しんで生きよ……ほか
著者プロフィール
辛坊治郎(しんぼう じろう)
1956年大阪府出身。早稲田大学法学部卒業後、讀賣テレビ放送に入社。プロデューサー・報道局解説委員長等を歴任し、現在は大阪綜合研究所代表。「そこまで言って委員会NP」「ウェークアップ!ぷらす」「朝生ワイドす・またん!」「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」などのテレビ・ラジオ番組で活躍。近著に『この国は歪んだニュースに溢れている』『政治とカネの間に潜むもの』(以上、PHPエディターズ・グループ)、『風のことは風に問え―太平洋往復横断記』(扶桑社)などがある。
1956年大阪府出身。早稲田大学法学部卒業後、讀賣テレビ放送に入社。プロデューサー・報道局解説委員長等を歴任し、現在は大阪綜合研究所代表。「そこまで言って委員会NP」「ウェークアップ!ぷらす」「朝生ワイドす・またん!」「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」などのテレビ・ラジオ番組で活躍。近著に『この国は歪んだニュースに溢れている』『政治とカネの間に潜むもの』(以上、PHPエディターズ・グループ)、『風のことは風に問え―太平洋往復横断記』(扶桑社)などがある。
書誌情報
書名:オールドメディアへの遺言
著者:辛坊治郎
発売日:2025年3月22日
判型・製本:四六判並製
ページ数:192ページ
定価:1,540円(税込)
ISBN:978-4-569-85905-7
発行元:PHPエディターズ・グループ
発売元:株式会社PHP研究所
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85905-7
著者:辛坊治郎
発売日:2025年3月22日
判型・製本:四六判並製
ページ数:192ページ
定価:1,540円(税込)
ISBN:978-4-569-85905-7
発行元:PHPエディターズ・グループ
発売元:株式会社PHP研究所
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85905-7
著者の時事解説書籍
書名:この国は歪んだニュースに溢れている
発売日:2022年12月20日
ページ数:240ページ
定価:1,320円(税込)
ISBN:978-4-569-85394-9
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85394-9
発売日:2022年12月20日
ページ数:240ページ
定価:1,320円(税込)
ISBN:978-4-569-85394-9
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85394-9
書名:日本を覆う8割の絶望と2割の希望
発売日:2023年8月30日
ページ数:240ページ
定価:1,540円(税込)
ISBN:978-4-569-85532-5
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85532-5
発売日:2023年8月30日
ページ数:240ページ
定価:1,540円(税込)
ISBN:978-4-569-85532-5
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85532-5
書名:政治とカネの間に潜むもの
発売日:2024年8月30日
ページ数:256ページ
定価:1,540円(税込)
ISBN:978-4-569-85765-7
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85765-7
発売日:2024年8月30日
ページ数:256ページ
定価:1,540円(税込)
ISBN:978-4-569-85765-7
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85765-7
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