伊豆急ケーブルネットワークが ARRIS E6000(TM) コンバージド・エッジルータを採用

日本における初の統合型エッジルータ導入事例

ARRIS Group, Inc.(Nasdaq: ARRS、以下「ARRIS」)は本日、株式会社伊豆急ケーブルネットワーク(以下、「伊豆急ケーブルネットワーク」)が高速ブロードバンド・サービスを強化する目的で国内で初めてARRIS E6000(TM) コンバージド・エッジルータ(以下「ARRIS E6000 CER」)を採用したことを発表しました。伊豆急ケーブルネットワークのARRIS E6000 CER導入は、高パフォーマンス実績を速やかに実現します。

伊豆急ケーブルネットワークは、これまで伊豆半島という地理的な特徴もあり、主に難視聴対策を事業の核としてきました。しかし、放送のデジタル化や競合他社の進出などにより、競争が激化する中、ケーブルテレビ業界で重要な潮流であるトリプルプレイ化を押し進める戦略の一環として、今回日本初の統合型エッジルーターの導入を決定しました。これにより、地理的にもコスト的にも負担の大きいFiber To the Home (FTTH)に頼らず、現行のHFCによる高機能化を実現する事が可能となりました。今回の導入は、今後伊豆急ケーブルネットワークがインターネットの高速化や電話サービスの拡大を進める重要なターニングポイントとなります。さらに今後のDOCSIS3.1の実装も視野に置いています。

ARRIS E6000 CERの採用によりネットワーク容量を拡大し、効率の改善を図っているサービス・プロバイダーは、世界中で増え続けており、伊豆急ケーブルネットワークは、その日本初のオペレータとなります。ARRIS E6000 CERは既存サービスの提供において競争上の優位性を確立するとともに、将来のビデオ体験やブロードバンド体験への需要に応える製品です。

伊豆急ケーブルネットワークのケーブルライフ推進事業部長 兼 商品企画課長の尾崎尚吾氏は次のように述べています。
「今回は単なるCMTS装置の置き換えにとどまらず、社員全員に自信と勇気を持ってもらうためにARRIS E6000 CER国内初の導入に踏み切りました。また、機能面においてもDOCSIS3.1が非常に魅力的でした。弊社のように地形的にもコスト面においてもFTTH化が簡単ではない事業者にとって、現行のHFCによる高機能化は極めて重要です。新しいCMTSを武器にインターネットの高速化や電話サービスを開始することで、今後のビジネスの巻き返しを図っていきます。」

アリス・グループ・ジャパン株式会社のバイスプレジデント、松尾文彦は次のように述べています。
「次世代への移行に向けて、日本における初の導入事例となるE6000 CERのご提供を通じて伊豆急ケーブルネットワーク様と協業できることを嬉しく思います。業界をリードするCCAPソリューションとして、ARRIS E6000 CERは、実績のある設計、費用対効果、拡張性により、未来のサービス実装をサポートし、投資収益率を最大化する役割を果たします。」

スマーター・ネットワークの実現:ARRIS E6000 CER
ARRIS E6000 CERは、ブロードバンドネットワーク上の統合型サービスを可能にするシンプルで堅牢な統合アーキテクチャーで、かつてないレベルの密度と費用対効果を実現します。完全冗長設計を支援する、高可用性および高パフォーマンスのソリューションを提供します。

ARRIS E6000 CERは、伊豆急ケーブルネットワークなどのケーブル事業者によるIPコンテンツ配信を最適化するコンバージド・ケーブル・アクセス・プラットフォーム(Converged Cable Access Platform:CCAP)仕様に基づいています。ARRIS E6000 CERプラットフォームは業界をリードするCCAPソリューションで、世界中ですでに900百万人以上にサービスを提供しています。

株式会社伊豆急ケーブルネットワークについて
伊豆急ケーブルネットワークのサービス提供エリアは静岡県の熱海市、伊東市、下田市、東伊豆町、河津町と神奈川県の湯河原町に広がっています。ケーブルテレビ事業に加え、番組編成、CMおよび広告制作、通信ネットワークなどの周辺ビジネスも展開しており、加入世帯数は5万5,875世帯、接続サービスの利用は 2万7,909世帯に及んでいます。

ARRIS Group Inc. について
ARRISはIP、映像およびブロードバンド技術のグローバル・イノベーターです。お客様との協力のもと、世界の何百万という人々のエンターテインメント体験や通信体験の変換に向けた取り組みを続けています。ARRISのスタッフは60年にわたり積み重ねてきた創造への情熱を、お客様に提供すべく尽力しています。デジタルテレビを開発し、初のワイヤレス・ブロードバンド・ゲートウェイを実現し、パーソナライズド・サービス、ウルトラHD、マルチスクリーン、クラウドなど未来のサービスに向けた基準作りに邁進しています。ARRISは、今抱えている課題を解決するだけでなく、将来待ち受ける課題に向けた準備にも注力しています。今後もお客様との連携を図りながら、21世紀の通信にとって最も差し迫った課題の解決に努め、共に未来を創ってまいります。詳細はwww.arrisi.com をご覧ください。

ARRIS Group, Inc.の最新情報については、公式ブログ (英語) とTwitter (英語) をご覧ください。

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