<「リアクション力検定」中間集計報告リリース> 放送作家 村瀬 健氏監修の「リアクション力検定」を実施! (受検者約7千人<総参加者数6,791名>) 全国47都道府県「日本人のリアクション力」が明らかに!
『リアクション力』NO.1の県は“徳島県”! ~「踊る阿保に見る阿保」阿波踊りで鍛えた徳島県民の『リアクション力』~ 『恋愛のリアクション力』は情熱的な鹿児島県が男女ともに1位を独占!
ダイドードリンコ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:高松 富也)では、2012年より「ダイドーブレンド」ブランドを、「Blend is Beautiful.」のコンセプトのもとに大幅なリニューアルを実施し、多くのお客様からご好評をいただいております。
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【図1】
昨年、サラリーマンをはじめとする働く大人の皆さまを応援したいという思いから発足した、「ダイドー働く大人力向上委員会」は2014年の活動として、“コミュニケーション力”と“モチベーション力”に注目した「働く上で知るとちょっと得する情報」を提供して参ります。
その第一弾として、9割以上の社会人が「仕事に必要」と回答した『リアクション力』について情報発信いたします。今回、第一線でご活躍中の放送作家である村瀬 健氏に監修いただき、皆さまの『リアクション力』を知るためのツールとして、わずか10問で『リアクション力』が分かる「リアクション力検定」(満点:100点)を5月27日に公開し、ご好評をいただいております。このたび全国6,791名(7月13日現在)の方に受検いただきましたので、その結果を中間集計報告として、お届けいたします。また、県民性博士の矢野 新一先生に今回の結果について考察していただきました。
矢野 新一氏
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「リアクション力検定」( http://blend.dydo.co.jp/otona/reaction/exam/ )は、12月末まで実施を予定しております。ぜひ引き続きお楽しみいただき、皆さまの地元の都道府県のランクアップを通じて、日本国民の『リアクション力』向上を図るきっかけになることを期待しております。
※『リアクション力』とは
面白い話に対して声を出して笑う・相手の話への共感・話を聞く時の相づち・御礼や感想などコミュニケーションに必要な力
【総評】
県民性博士も納得!「商人」にルーツのある地域は『リアクション力』が高いという結果が明らかに!
『リアクション力』の1位は徳島、『仕事のリアクション力』男子1位は三重、女子1位は福井だった。いずれも、阿波商人、越前商人、伊勢商人と商人が活躍したところなのだ。佐賀は鍋島藩の武士のイメージが強いが、上方商人が「経済大名」と呼んだほどの商売上手だったところだから「商人」と呼んでも差し支えはないだろう。これらの地域では、今でも商人の血が脈々と流れているのだ。逆に、ランキングで苦戦した高知や島根、群馬、岐阜あたりは、昔、商人があまり活躍しなかった地域なのである。歴史の重みを感じさせる結果になった。
ただ、さすがに、『恋愛のリアクション力』は違った。男女とも鹿児島が1位。猪突猛進してくる男子と、デートでは約束の時間に遅れても何時間も待っている女子だけに、『恋愛のリアクション力』は高い。
今回も、県民性から見て、ほぼ頷けるランキングになったが、『女子のリアクション力』の1位の佐賀と47位の島根では1.49倍の差があった。こんなところでも県民性の違いがあるのである。
■『リアクション力』TOP3は西日本が独占!1位は「徳島県」2位は「大分県」3位は「佐賀県」
「都道府県別ランキング」を見てみると、『リアクション力』1位には徳島県(51.6点)が輝きました。2位は大分県(50.1点)、3位は佐賀県(49.8点)という結果が明らかになりました。そして、4位三重県(49.5点)、5位大阪府(48.7点)までのTOP5は西日本が独占しました。また、全国平均は46.2点でした。【図1】
【図1】
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全国平均:46.2点(100点満点)
◆先人の心得、恐るべし!TOP3には、古くから伝わる掟あり?歴史を紐解くキーワードは「商人」!
TOP5は行動力のある西日本が独占。徳島は、昔から大阪との結びつきが強く、かつ、藍商人、木材商人を輩出してきた地域である。こんな調査がある。冬の朝、目が覚めてから布団を出るまでの時間が最も短いのは徳島県人(11.0分)だった。(2010年ウェザーニュース)阿波商人の歴史から「時は金なり」でテキパキしている人が多い。そのためか?徳島県人は好かれる部下1位でもある。(2012年プレジデント社)『リアクション力』1位はまさに頷ける結果といえる。
2位の大分は意外だが、昔から自主独立の気風があり、野心を秘めているから、ベンチャーでも成功するが、官公庁に入っても出世がおおいに期待できる地域。誠実で、約束を破ることはないので、相手の話はしっかり聞くし、相づちを打つからだろう。
昔、「佐賀人が通った後は草も生えない」といわれたのは、鍋島藩が陶器や白蝋で巨利を得たため、上方の商人が「経済大名」と呼んだことから。鍋島藩といえば、「葉隠」が有名だ。武士としての心得について書かれたものだが、「葉隠」の中には、苦手な上司からの酒の誘いを丁寧に断る方法や、部下の失敗を上手くフォローする方法、あくびをしないようにする方法等、現代のビジネス書や礼法マニュアルに近い内容の記述が殆どと言われている。そのためか?佐賀県人は好かれる上司3位でもある。
◆大都市圏トップはやはり「大阪」!東北地方も首都圏とのつながりがあった地域は高い結果に。
三大都市圏をみると、「大阪商人」の大阪が5位で最も高かった。次いで、東京が9位。小さい頃から色々な地域の人とつきあってきたことが結果を後押ししているのではないか。そのあとは、埼玉(13位)、神奈川(14位)、京都(15位)、千葉(17位)。埼玉、神奈川、千葉は協調性のある人が多い。「気配りの京都」が残念ながら上位に入らなかったのは、愛知(22位)、兵庫(29位)と同様誇り高い精神が影響したのかもしれない。
東北は、控えめな気質+武士社会の歴史からリアクションに悩む人も多いのではと予想したが、首都圏に近い福島や西回り海運で上方と繋がりがあった山形や秋田は上位にランクインした。一方、宮城(30位)は、恵まれた土地柄のため、大都市仙台をかかえているわりに控えめで堅実な人が多い傾向にある。また、伊達62万石という大藩があったところで、現在は東北の中心地。こちらも、誇り高い精神が影響しているのではないか?岩手(36位)の人は真面目で几帳面なため、考えすぎてしまう傾向にあることが原因として挙げられる。
■【ワーストランキング】リアクションに悩む人が多いのは・・・「高知県」
【図2】
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残念ながら全国47都道府県の中で、リアクションに悩む人が多いのは、1位に高知県(42.2点)、2位は岐阜県と群馬県(同率42.5点)という結果になりました。【図2】
◆リアクションに悩む理由には、土地柄のなごりあり?
高知の男性は「いごっそう」といわれるように、頑固で強情で、権威に屈せず、妥協しないタイプ。女性は「はちきん」といわれた。はちきんとは「お転婆」という意味。群馬は日照時間が長いこともあって、陽気で、熱しやすく冷めやすい性格に。お金にも鷹揚で、ムードにのりやすいタイプが多く、自分のペースを保ちながら動く傾向がある。岐阜は「輪中根性」という言葉があった。輪中とは、洪水による災害から土地を守るために築かれた堤防のこと。木曽川など多くの河川が流れている地域だけに、地元の人々は水との戦いに明け暮れていた。この輪中は、村単位で作られたのだが、村人たちは自分の村への仲間意識が強い傾向にあった。
いずれも、周りと交流する機会が歴史的に限られていたことからか、リアクションに悩むという結果になっている。
■全国の女性の中で、“佐賀県女子”の『リアクション力』が、がばい高い!
【図3】【図4】
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男女別の都道府県ランキングを見てみると、“がばいばあちゃん”でもおなじみ佐賀県(52.7点)が女性ランキング1位を獲得しています。2位は福井県(51.4点)、3位は徳島県(50.5点)という結果になりました。【図3】一方、男性ランキングでは、1位に三重県(52.4点)、2位は徳島県(52.1点)、3位は大分県(51.0点)と男女共に、西日本が独占する結果となりました。【図4】
◆全国で“佐賀系女子”が増加中?男女別都道府県ランキングは博士も納得の結果に!
佐賀南部の女子は明るくて何事にも積極的。目立たないが包容力もある。近年、男子中心の歴史の反動でチャレンジ精神溢れる“佐賀系女子”が全国で増加中。北部東部の女子は明るく、さっぱりして芯の強い性格で、新しいジャンルにも強い関心を示すタイプだけに1位は当然。
三重の津は、周りの目を気にする傾向にある。特に、四日市など北勢の男子は、真面目で正直で明るく好奇心旺盛で、チャレンジ精神も行動力もあることが理由として挙げられる。
■『仕事のリアクション力』は“三重県男子”と“福井県女子”!商人の心得恐るべし!
【図5】【図6】【図7】
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働く大人の多くが悩む、ビジネスシーンでのリアクション。今回、「リアクション力検定」の中で、取引先とのコミュニケーションシーンや社内の上司との会話を想定した問題(計80点満点)で、『仕事のリアクション力』を集計しました。全国で最も高い『仕事のリアクション力』を示したのが、総合でもTOPの徳島県(41.2点)でした。【図5】男女別で見てみると、男性は三重県(42.4点)、女性は福井県(42.1点)という結果となりました。【図6、7】日本の中心に位置する土地柄、東西に上手く対応しているのかもしれません。
◆男性は日本三大商人のひとつ三重県「伊勢商人」、女性は嫉妬されるほど成功した福井県「越前商人」が1位!
三重と言えば伊勢商人。江戸時代は「江戸名物は伊勢屋、稲荷に犬の糞」と言われたほど成功し、大阪商人、近江商人と並ぶ日本三大商人のひとつに。福井は昔、越前商人の成功に対する妬みが原因で「越前詐欺」と言われたほど(越前の人は食えなくなったら詐欺をするという意味)商才があり、何事も堅実で伝統や歴史を重んじる傾向にある。お金の使い方などは計画的ではあるが、人前では大胆な性格を持つため結婚費用にはどんとお金をかける。そのため、住宅や仏壇も立派だ。また、新しいもの好きで流行も早い。昔から、女性が強い地域。これは「越前女は働き者」という、内助の功的な強さを指しているという説もある。
■『恋愛のリアクション力』は、鹿児島県が男女共に1位!九州男児を陰で支える九州女子がTOP3を独占!
【図8】【図9】【図10】
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『リアクション力』が大いに発揮されるシーンと言えば、やはり“恋愛”!全国の中で最も『恋愛のリアクション力』(20点満点)が高かった県は、鹿児島県(11.2点)でした。【図8】また、鹿児島県は、男女ともにランキングで全国1位を独占する結果となりました。この夏の恋は、ぜひ鹿児島県民の『恋愛のリアクション力』を参考にしてみてはいかがでしょうか。さらに、女性ランキング2位は長崎県(12.1点)、3位は佐賀県(12.0点)と九州女子がTOP3を独占。【図9、10】男らしいイメージのある九州男児を支えているのは、実は、九州女子の『恋愛のリアクション力』なのかもしれません。
<参考>
主な鹿児島県出身の芸能人:
男性:沢村 一樹さん(俳優)、山田 孝之さん(俳優)
女性:加藤 ローサさん(女優)、榮倉 奈々さん(女優)、中島 美嘉さん(歌手)
◆『恋愛のリアクション力』1位は鹿児島県!情熱的な男女がともにランクイン!
鹿児島の男子は、控え目な女子が好み。情熱的な人が多く、猪突猛進してくるタイプだけに、『恋愛のリアクション力』も当然No.1に。大分は寡黙な人が多く、周りの人との関わりに慎重で、一つのものと真摯に向き合う傾向にある。恋愛には消極的で、そのわりには結婚が早いのは、実直タイプだから。北海道の札幌圏の男子は恋愛にはそれほど積極的ではないが、ロマンティストで、女性にやさしい。包容力のある姉さん女房タイプが好み。港町は、恋愛にも積極的だが、少々移り気なところがある。おおらかで活発な女子が好み。内陸部は恋愛には積極的。何事も堅実で粘り強い女子が好み。
鹿児島の女子は恋愛には慎重なところがあり、自分から告白するのは苦手だが、いったん恋をすると、とことんついていくタイプで、デートでは約束の時間に遅れても何時間も待っている傾向あり。長崎の女子は恋愛も積極的。また、情が深く気が優しい。母性本能をくすぐる男子が好みな傾向にある。佐賀南部の女子は恋愛に積極的で、たくましくリードする男子が好み。北部や東部は保守的ではなく、恋愛にも積極的。生活力のある男子が好み。
どちらも情熱的な男子女子が上位を独占、『恋愛のリアクション力』は情熱で決まるようだ。
■「リアクション力検定」概要
■調査主体 :「ダイドー働く大人力向上委員会」
サラリーマンをはじめとする働く大人の皆さまを
応援する「ダイドー働く大人力向上委員会」では、
“コミュニケーション力”と“モチベーション力”に
注目し、「働く上で知るとちょっと得する情報」を
発信しております。
■URL : http://blend.dydo.co.jp/otona/reaction/exam/
(「ダイドー働く大人力向上委員会」webサイト内で公開中)
■公開開始日 : 2014年5月27日(火)
■対応端末 : PC・スマートフォン
■仕様 : 全10問(100点満点)
■データ集計期間 : 2014年5月27日(火)~7月13日(日)
■データ集計数 : 回答者 :6,834名/
有効回答:6,791名(7月13日現在)
※年齢不詳者は集計結果から除外しております。
■集計計算方法 : ・平均点=(有効回答者の点数の和)÷有効回答者数
※小数点第二位以下四捨五入
■ホームページ : http://blend.dydo.co.jp/otona/
■「リアクション力検定」問題(※選択形式)
○『仕事のリアクション力』問題
・提出した書類に不備があり、上司が手助けしてくれました。お礼を言うと、
上司が冗談半分に「じゃ、五百円ね」と手を差し出してきました。
あなたはどう返しますか?
・上司が自慢げに、「すごくおいしい焼肉屋を見つけたんだよ!」と
報告してきました。ですが、実はあなたがよく行く店でした。
何と返しますか?
・取引先との大事な商談中に、お腹がぐるぐると鳴ってしまいました。
変な空気にしてしまったあなたは、どうリアクションしますか?
・会社のオフィスで、上司の機嫌が悪いです。仕事に支障をきたすレベルで
周りに当たり散らしてくるため、注意せざるをえません。
あなたはどう声をかけますか?
・上司とランチを終えました。会社に戻る道すがら、「最近、歳のせいか
味の濃い料理が苦手になってきたわ。君はどう?」と質問されたら、
あなたはどう返しますか?
・会社で仕事が残っていたため、忘年会に遅れて参加することになりました。
店に到着して扉を開けたら、先輩が冗談半分に「あれ。お前、なんで
来たの?」と言ってきました。あなたはどう返しますか?
・お世話になっている先輩が、違う部署に異動することになりました。
「今までありがとうな」としんみりとお礼を言われたら、
あなたはどう返しますか?
・取引先の人が、こないだの接待のお礼にと、同僚も含めて食事に
誘ってくれました。「どうだった?」と食事の感想を聞かれたら、
あなたはどう返しますか?
○『恋愛のリアクション力』問題
・恋人がデートに新しいコートを着てきました。
「どう、このコート?」と感想を求められたら、あなたはどう返しますか?
・恋人が、誕生日プレゼントを用意してくれました。
目の前で包みを開けたあなたは、どうリアクションしますか?
■「リアクション力検定」監修者
村瀬 健(放送作家)
http://www.atpress.ne.jp/releases/49767/img_49767_7.jpg
1978年兵庫県生まれ。関西大学卒業後、関西を中心に作家活動を開始。『爆笑レッドカーペット』『キングオブコント』『ヨシモト∞』『おはよう朝日です』『ちちんぷいぷい』など、テレビやラジオの放送作家として参加。放送の専門学校「放送芸術学院」にて講師を務めるかたわら、吉本興業でネタ見せの活動やコミュニケーション術の紹介を中心に、講義・講演を実施。
著書に『一瞬で一生!人を引きつける話し方』『楽しく生き抜くための笑いの仕事術』『実録競馬 野次るファン』ツイッターID baskobasko
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