<働く男女・主婦のご褒美に関する意識調査> 働く男女の約3人に1人が“セルフご褒美サラリーマン”であることが判明! 社内でモテる人は、自分へのご褒美“セルフご褒美”の頻度が高い結果に! 2014年、ご褒美をあげたい有名人はフィギュア勢が独占!!
サラリーマンをはじめとする働く大人の皆さまを応援する「ダイドー働く大人力向上委員会」では、“コミュニケーション力”と“モチベーション力”に注目し、「働く上で知るとちょっと得する情報」を発信しております。
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働く男女のご褒美実態(1)
近年、「プチご褒美」や「ご褒美スイーツ」などをはじめとする、ご褒美消費に関する言葉が世の中で様々見受けられます。そこで、この「ご褒美」が働く大人にとって、どのような効果があるのか明らかにするため、この度、「ダイドー働く大人力向上委員会」では、20代から50代の働く男女800人、主婦400人を対象に、「ご褒美に関する意識調査」を実施しました。
調査の結果、働く男女も主婦も多くの人が“セルフご褒美(自分自身へのご褒美)”をしていること、また「ご褒美」は幸福度や人間関係に効果的であることがわかりました。また、本調査に伴い、行動心理学をはじめ、心理学に精通する、心理コンサルタントの晴香葉子先生に今回の調査結果について考察およびコメントをいただきましたので、併せてご参照ください。
【調査トピックス】
(1)≪働く男女のご褒美実態≫
・働く男女の約3人に1人が週1回以上自分にご褒美をしている“セルフご褒美サラリーマン”
・“前倒しご褒美”が効果的?ご褒美は前にする方が幸福度が高い!
(2)≪働く女子のご褒美実態≫
・パートナーへご褒美する“献身女子”は幸福度も人生満足度も高いことが判明!
(3)≪主婦のご褒美実態≫
・主婦は“セルフご褒美”の効果!1位「気分転換になる」、2位「心に余裕がうまれる」、3位「前向きになれる」
(4)≪日本人のご褒美 平均値・最高値≫
・2014年、セルフご褒美最高額は、なんと40,000,000円!平均は226,653円
・働く男女の1ヵ月に掛けるご褒美額 平均18,358円
(5)・2014年、ご褒美をあげたい有名人、男女共にフィギュアスケート選手が独占!
≪(1)働く男女のご褒美実態≫
・“セルフご褒美”の頻度 約3人に1人が、週1回以上の“セルフご褒美サラリーマン”
・“セルフご褒美”の人気商品 1位:スイーツ 2位:缶コーヒー 3位:ファッションアイテム
・働く男女、“セルフご褒美”で1位「気分転換になる」、2位「仕事へのモチベーションが上がる」
Q:自分自身にご褒美をあげる頻度はどの程度ですか? (SA)(n=800)
Q:今まで自分にあげたことのあるご褒美で、日常で頻繁にするご褒美は何ですか。 (SA)(n=800)
Q:自分自身にご褒美することの効果として、あてはまると思うものを以下の中からすべて選択して下さい。 (MA)(n=800)
http://www.atpress.ne.jp/releases/51092/img_51092_1.jpg
多くの女性が、自分に何か買うことの理由として「自分ご褒美」というフレーズをよく使うと思いますが、最近では女性だけでなく、多くの男性にも習慣として根付きつつあるようです。今回の調査では、20代から50代の働く男女800人を対象に、日常にどの程度自分自身へのご褒美“セルフご褒美”をしているのか調査したところ、40.6%の働く男女が「月に数回」と回答し、「週1回以上」“自分ご褒美”の習慣がある人は29.4%もいることがわかりました。
また、働く大人が“自分ご褒美”として日常的に購入するものとして最も人気が高かったのは、「スイーツ」の38.9%で、次いで「缶コーヒー」の17.1%、「衣類・バッグ・靴・時計・アクセサリーなどファッションアイテムを買う」の11.3%でした。男女別でみてみると、男性に最も人気があるのは「缶コーヒー」で28.5%、女性に最も人気があるのは「スイーツ」53.8%と、男性と女性では、「ご褒美」に求めるものについて違いがあることがわかりました。
では、なぜ多くの人が“セルフご褒美”をするのでしょうか。働く男女にご褒美の効果をたずねたところ、一番多かったのが「気分転換になる」で75.1%、次いで「仕事へのモチベーションが上がる」で48.8%という結果になりました。
≪(1)働く男女のご褒美実態≫
・“前倒しご褒美”が効果的?ご褒美は前にする方が幸福度が高い!
・4月の増税後、年収400万円以上は“セルフご褒美”変わらない、増えたが約7割に!
Q:≪縦軸≫ご褒美をするタイミングに関して、何かを頑張る前、頑張った後、どちらが効果的ですか?(SA)(n=800)
Q:≪横軸≫あなたは今幸せですか? (SA)(n=800)
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「馬にニンジン」という言葉があるように、頑張るためにエサ(ご褒美)を目標に頑張るのか、または先にご褒美を与えてから頑張る方が良いのか、事前の“前倒しご褒美”と、事後の“達成後ご褒美”ではどちらが効果的なのでしょうか。
一つの目安として、このご褒美のタイミングと、人生の幸福度でご褒美の効果を測ったところ、何かを頑張る前にご褒美をしている人“前倒しご褒美派”が、幸福度が高いという結果がわかりました。
~心理コンサルタント 晴香葉子先生の考察~
自分で自分にあげるご褒美、とても簡単な方法ですが、私たちの頭の中にある、「嬉しいことがあると勝手に反応する“報酬脳”」を活性化させ、様々な心理効果をもたらします。前もってあげておく“前倒しご褒美”と後にあげる“達成後ご褒美”には、どちらにもそれぞれ大きな心理効果があるのです。
*“前倒しご褒美”の効果*
前もってあげておくご褒美には、「よし、これを食べたらがんばろう!」と、気分を切り替える効果があります。アンケートで効果として一番多かった回答も「気分転換になる」というものでした。また、「もうご褒美はもらったんだから、ちゃんと終わらせないと」という、責任遂行型のやる気もアップします。さらに、糖分やカフェインなど、脳に刺激となる物質が含まれた物をご褒美に用いた場合は、その成分が心身に影響し、行動が起きやすくなります。
*“達成後ご褒美”の効果*
達成後に自分にあげるご褒美には、「やった!」「終わった!」「できた!」という達成感を強く印象づけ、次の行動へ向けての自信や原動力を生む「やる気アップ効果」があります。また、自分自身を満足させる行動を選択することで、自分を大切にしている実感がわき、自分を肯定する気持ちも強まります。「自分をより好きになれる効果」があるのです。
共通する効果としては、美味しい物、欲しい物が手に入ることによって欲求が満たされ、幸福感を得る、ハッピー気分効果があります。
*性格に合わせたご褒美のタイミングとは*
ご褒美のタイミングとしては、達成感を強く感じたい人には“達成後ご褒美型”、今の気分を切り替えてがんばりたい人には“前倒しご褒美型”が効果的です。アンケートでは、“前倒しご褒美”を実践している人のほうが、幸福度が高いという結果になりました。楽しみを後にもってくる人には、冷静、慎重、分析型の人が多いという傾向があります。一方、楽しみを前にもってくる人は、楽観的で、活発、気分を優先させるという傾向があり、感情表現も豊か、自分を「幸せだ!」と実感する力も高いのだと考えられます。「最近仕事が楽しくない……」と感じている人は、“前倒しご褒美”を取り入れることで、「気分転換」と「やる気」そして「幸せの実感」を手に入れることができるでしょう。簡単にできるのに心理効果は高いので、やってみない手はありませんね。
Q:2014年4月1日の消費増税後、自分自身へご褒美をあげる機会は変化しましたか? (SA)(n=800)
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2014年4月に消費税が8%に増税され、自分自身へのご褒美“セルフご褒美”にはどのような影響をもたらしたのでしょうか。年収別に比較したところ、年収が400万円以上では、消費増税後も、7割以上が自分自身へのご褒美が「変わらない」「(どちらかといえば)増えた」ということがわかりました。
≪(2)働く女子400人のご褒美実態≫
・パートナーへのご褒美を頻繁にする“献身女子”は幸福度が高い!
「週1回以上」パートナーへご褒美しているビジネスウーマンは幸福度100%
・パートナーへのご褒美を頻繁にする“献身女子”は人生満足度も高い!
Q:≪縦軸≫パートナーへご褒美する頻度はどの程度ですか?(SA)(n=400)
Q:≪横軸≫あなたは今幸せですか? (SA)(n=400)
Q:≪縦軸≫パートナーへご褒美する頻度はどの程度ですか?(SA)(n=400)
Q:≪横軸≫あなたは自分の人生に満足していますか? (SA)(n=400)
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女性の社会進出が目立つ一方で、「ワークライフバランス」に注目が集まっています。そこで、働く女性の人生の幸福度や満足度とご褒美に関連があるか調べました。
パートナーへのご褒美“アゲるご褒美”頻度と、人生の幸福度について調査したところ、「週1回以上」パートナーへご褒美している女性は100.0%の人が「幸せ」「どちらかといえば幸せ」と回答し、“アゲるご褒美”頻度が高い女性ほど、幸福度が高いことがわかりました。
また、ご褒美と人生満足度に関して調査したところ、「週1回以上」パートナーへご褒美している女性は、自分の人生に「満足している」「どちらかといえば満足している」人が86.6%で、幸福度だけでなく満足度も高いことがわかりました。
*女性のご褒美と幸福度、満足度について*
今回の調査では、パートナーに週1回以上ご褒美を渡している人は、人生の満足度も幸福度も高いという結果になりました。わたしたち人間には、「援助した相手のことをますます好きになる」という、認知的な傾向があることが知られています。相手に優しくすることで、ますます相手のことを好きになることができ、良い関係が維持できている幸福感も増幅していくと考えられます。また、女性ホルモンの中には、相手への思いやり行動を促進させるものがあります。パートナーを大切にする、思いやりを示す、という行動は、女性の本能的な欲求の一部でもありますから、そのような行動を適切に示す相手がいるということは、本能的な欲求を満たし、人生の満足度をアップさせます。さらに、そのような行動により、思いやり系の女性ホルモンの分泌が促進されますから、母性的な美しさがアップする効果も期待できます。パートナーに贈るご褒美には、良好な関係の維持に加えて、贈る側の女性の本能的な欲求を満たし、よりハッピーに、より美しくする効果があると言えるでしょう。
≪(3)主婦のご褒美実態≫
・主婦の2人に1人が、自分へのご褒美“セルフご褒美”は「月に数回」47.8%
・主婦に人気のご褒美アイテム 1位:スイーツ 2位:ファッションアイテム 3位:旅行
・“セルフご褒美”効果 1位「気分転換になる」、2位「心に余裕がうまれる」、3位「前向きになれる」
Q:自分自身にご褒美をあげる頻度はどの程度ですか? (SA)(n=400)
Q:今まで自分にあげたことのあるご褒美で、日常で頻繁にするご褒美は何ですか。 (SA)(n=400)
Q:自分自身にご褒美することの効果として、あてはまると思うものを以下の中からすべて選択して下さい。(MA)(n=400)
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20代から50代の主婦400人を対象に、主婦のご褒美に関する実態を調査しました。
働く男女と同様に、自分自身へのご褒美“セルフご褒美”の頻度を尋ねたところ、最も多かったのは「月に数回」の47.8%で、働く男女より若干多く、次に多かったのは「週1回以上」で24.3%でした。
主婦が日常生活で“セルフご褒美”しているものとして最も多かったのは、「スイーツを買う。食べに行く」の63.3%で、次いで「ファッションアイテムを買う」の12.8%と、主婦に圧倒的に人気があるのは「スイーツ」ということがわかりました。
また、“セルフご褒美”をすることの効果として1番多かったのは、「気分転換になる」の79.8%で、約8割の主婦が“セルフご褒美”は気分転換になるといっています。また、「心に余裕がうまれる」は51.0%で2番目に多く、僅差で「前向きになれる」50.8%という結果になりました。
≪(4)・(5)番外編 「ご褒美」に関する小ネタ≫
[1]2013年ご褒美平均額・最高額 (FA)(n=640)
・2013年、自分ご褒美最高額は、47,000,000円のマンション!?
・2013年、自分ご褒美平均額は、330,655円
[2]2014年ご褒美平均額・最高額 (FA)(n=640)
・2014年、自分ご褒美最高額は、40,000,000円の車!?
・2014年、自分ご褒美平均額は、226,653円
[3]働く男女の“セルフご褒美”事情 (FA)(n=634)
・1ヵ月の自分自身へのご褒美“セルフご褒美”に使う平均額は18,358円
[4]主婦の“セルフご褒美”事情 (FA)(n=313)
・1ヵ月の自分自身へのご褒美“セルフご褒美”に使う平均額は9,953円
[5]今年最もご褒美をあげたい有名人(FA)
・2014年、最もご褒美をあげたい男性有名人は羽生結弦(333人中33人が回答)
・2014年、最もご褒美をあげたい女性有名人は浅田真央(258人中84人が回答)
(6)「ご褒美」とモテの関係
・社内でモテる人は“セルフご褒美”頻度が高い!?
http://www.atpress.ne.jp/releases/51092/img_51092_6.jpg
~心理コンサルタント 晴香葉子先生による 「ご褒美」調査について総論~
*ご褒美の効果 ~人間関係も円滑にするご褒美~
今回のアンケート結果を通して、自分で自分にあげるご褒美には、「(1)気分転換」、「(2)モチベーションアップ」、「(3)心の余裕」の三大効果があることがわかりました。これは、心理学的にも理に適っています。
週1回以上、または月に数回、自分自身にご褒美をあげているサラリーマンは、上司との関係がよく、週1回以上、または月に数回、パートナーにご褒美をあげている主婦は、パートナーとの関係がよいことがわかりました。ご褒美は、コミュニケーションを円滑にすることにも役立っているようです。
*“アゲるご褒美”の効果を高めるポイントは「いつもありがとう」の言葉を添えて、報酬脳を刺激
一番ご褒美をあげたい相手としては、サラリーマンは「自分自身」が選ばれました。サラリーマンのご主人をもつ主婦の人は、今すぐご主人の好むスイーツをリサーチして、食後のデザートとして用意しておけば、コミュニケーション改善にもなりますし、仕事へのやる気アップにもつながります。「いつもありがとう」という言葉を添えれば、ご主人は自分の存在価値を実感でき、報酬脳がますます刺激されるので、より効果が期待できますよ。
ほとんどの人が、職場や家庭で何らかの役割を担い、生活しています。やるべきこと、やらなきゃならないことがあるのが当たり前。どうせなら、そのプロセスも楽しみたいものです。気分ややる気を簡単に変えることができるご褒美効果、上手に取り入れてみれば、前向きでハッピーなコミュニケーションも広がっていくと思います。
<監修者:晴香葉子先生>
作家/心理コンサルタント/コミュニケーション学研究者
出身:東京都。成城大学大学院コミュニケーション学専攻。著書は75万部を突破し、海外でも出版。カウンセリング実績1万時間。社会データの収集/分析/研究を続け、メディア監修/出演実績多数。現在は、心理学・社会心理学・コミュニケーション学・心理統計学などの知識と、カウンセリング実績をベースに、心理コンサルティングを行っている。新刊「もてる!『星の王子さま』効果 女性の心をつかむ18の法則」(講談社+α新書)
■調査概要■
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査対象:20代~50代の働く男女800人/20代~50代の主婦400人
■調査日 :2014年8月2日(土)~8月3日(日)
■調査主体:「ダイドー働く大人力向上委員会」
サラリーマンをはじめとする働く大人の皆さまを応援する
「ダイドー働く大人力向上委員会」では、
“コミュニケーション力”と“モチベーション力”に注目し、
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■ホームページ: http://blend.dydo.co.jp/otona/
■ご注意 : 図表の構成比は四捨五入しているため、構成比の和が100%にならない場合があります。
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