【AI(人口知能)に関する管理職を対象にした意識調査(2017年・2020年比較)】AI導入済の回答が2017年比で19ポイントアップ、AIへの期待感も増加
AI時代に必要なビジネス能力は、分析的思考力・概念的思考力」、 小学生が取り組んだほうがが良いこととして、「プログラミング」が「語学」を上回る
人財サービスのグローバルリーダーであるアデコグループの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎 健一郎)は、上場企業に勤務する40代から50代の管理職(部長職・課長職)を対象に、「AI(人工知能)導入に関する意識調査」を実施いたしました。本調査は、2017年にも同条件の対象者へ調査を実施しており、2017年と2020年の意識差についても比較分析しました。
【調査結果サマリー】
1)2020年では「AI導入済」が25.6%で、2017年より18.8ポイントアップし、AIの企業への導入が進んでいる
2)2020年では「AIにとても期待している」が37.4%と、2017年より16ポイントアップし、AIへの脅威よりも特長や利便性への理解が浸透
3)AI導入による職場への影響は、「既存の仕事の効率化、生産性が向上する」が58.8%で、2017年より10ポイント以上増加し、業務への好影響となる期待感が増している
4)AI時代に必要なビジネス能力は、2020年の1位は、 「分析的思考力・概念的思考力」(45.9%)、2017年の1位 「対人関係力」(55.0%)は、23.8ポイント減少
5)AI時代に向けて小学生に必要な学習は、2017年に3位(42.7%)だった「プログラミング」が、2020年では1位(51.4%)に
2)2020年では「AIにとても期待している」が37.4%と、2017年より16ポイントアップし、AIへの脅威よりも特長や利便性への理解が浸透
3)AI導入による職場への影響は、「既存の仕事の効率化、生産性が向上する」が58.8%で、2017年より10ポイント以上増加し、業務への好影響となる期待感が増している
4)AI時代に必要なビジネス能力は、2020年の1位は、 「分析的思考力・概念的思考力」(45.9%)、2017年の1位 「対人関係力」(55.0%)は、23.8ポイント減少
5)AI時代に向けて小学生に必要な学習は、2017年に3位(42.7%)だった「プログラミング」が、2020年では1位(51.4%)に
【弊社の見解】
弊社では、2017年に上場企業に勤務する40代から50代の管理職(部長職・課長職)を対象に、「AI(人工知能)導入に関する意識調査」を実施し、今回、3年を経ての意識比較を行うため、同条件の対象者へ同じ質問内容による調査を実施しました。大きな差異としては、勤務先でAIの導入が推進された点とAIに対する期待感が増加している点です。「AI導入済」と回答した管理職は、2017年には1割未満(6.8%)だったのに対し、2020年では25.6%となり、18.8ポイント増加していることがわかりました。また、AI導入に対する期待感について、2017年は「とても期待している」が21.4%だったのに対し、2020年は37.4%に増え、期待感が増していることがうかがえます。3年前には、AIの特性について認識が限定的であったため、「AIに仕事が奪われる」というような脅威の感情を抱いている管理職も多くみられましたが、身の回りや職場で活用が進んだことにより、AIへの理解や利便性について期待が高まっていることがわかりました。
<調査結果詳細>
AI導入状況:「導入済」が2017年より18.8ポイントアップ
上場企業に勤務する、40代から50代の管理職に対して勤務先でのAIの導入状況について質問し、2017年と2020年の回答を比較すると、2017年には「導入済」がわずか6.8%だったのに対し、2020年では3倍以上の25.6%となり、18.8ポイント増加していることがわかりました。導入を検討中だった企業が実際にAIを業務に導入し、またAIサービスの普及により企業への導入が促進されていることが見て取れる結果になりました。
AI導入における期待感:「とても期待している」が2017年より16ポイントアップ
勤務先でのAIに対する期待感に関する回答について2017年と2020年を比較したところ、2017年には「とても期待している」が21.4%だったのに対し、2020年は37.4%に増え、期待感が増していることがわかりました。3年前は、「脅威に感じる」という回答が約1割ありましたが、身近でAIが導入されるようになり脅威よりもその特長や利便性への理解が浸透したことが伺えます。
AIの普及による影響:約6割が「既存の仕事を効率化」できると認識
職場へのAIの導入により、どのような影響を与えると思うか聞いたところ、「既存の仕事の効率化、生産性が向上する」という回答が2020年は58.8%ともっとも高くなり、これは2017年より10ポイント以上の増加となりました。また、次いで高かった「労働力を省力化する」(44.6%)は、2017年(28.5%)より約16ポイント増え、業務内でAIを使い、情報に触れることが多くなり、理解が進んだことが伺えます
AI時代に必要な能力:2020年第1位 「分析的思考力・概念的思考力」、2017年第1位 「対人関係力」
AIが一般化される時代「AI時代」において、ビジネスシーンで必要とされる能力について質問したところ、2020年では、「分析思考力・概念的思考力」(45.9%)が1位となりました。2017年は55.0%で最も高かった「対人関係力」(31.3%)は2020年では5位で回答の差は23.8ポイントも減少しています。こうしたことからAIへの理解が深まったことにより必要な能力について認識に変化が生じていることが予想されます
AI時代に必要な学習:2017年に3位だった「プログラミング」が、2020年では1位に
AI時代に向けて、「現在の小学生が、将来、ビジネスパーソンとして活躍するために、今から取り組んでおいたほうが良いこと」について聞いたところ、2020年では最も高いのは「プログラミング」(51.4%)となり、これは2017年(42.7%)の3位から8.7ポイントの伸長になりました。次いで高かった回答は、「語学」(37.8%)でしたが、これは、2017年(51.1%)では1位でしたが、2020年では13.3ポイントの下落となりました。
【調査概要】
調査対象:一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の本社がある上場企業に勤務する管理職(部長職・
課長職)
回答数 :309名(2007年)、800名(2020年)
調査方法:インターネット調査
実施時期:2020年12月5日~12月7日
※回答結果はパーセント表示を行っており、小数点以下第2位を四捨五入して算出しているため、各回答の合計が100%にならない場合があります。
アデコ株式会社について
アデコ株式会社は、世界60の国と地域で事業を展開する人財サービスのグローバルリーダー、The Adecco Groupの日本法人です。コンサルテーションを通じ、働くすべての人々のキャリア形成を支援すると同時に、人財派遣、人財紹介、アウトソーシングをはじめ、企業の多岐にわたる業務を最適化するソリューションを提供します。アデコはより働きがいを感じられる社会の実現を目指し、さらなるサービスの強化に取り組んでいます。当社に関するより詳しい情報は、www.adeccogroup.jpをご覧ください。
調査対象:一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の本社がある上場企業に勤務する管理職(部長職・
課長職)
回答数 :309名(2007年)、800名(2020年)
調査方法:インターネット調査
実施時期:2020年12月5日~12月7日
※回答結果はパーセント表示を行っており、小数点以下第2位を四捨五入して算出しているため、各回答の合計が100%にならない場合があります。
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