京セラグループの電子部品セグメントの事業ブランド 「KYOCERA AVX」を策定
~グローバルで営業組織も統合~
京セラ株式会社(以下「京セラ」)とAVX Corporation(以下「AVX」)は、本年4月の電子部品セグメント発足に伴い、同セグメントの事業ブランド「KYOCERA AVX」を新たに策定し、今後、グローバルに電子部品関連事業の強化・拡大を図ってまいります。新ブランドへの移行の時期は、2021年10月以降を予定しております。
また、2021年10月以降を目途に米国、欧州において、2022年4月以降を目途に日本、中国はじめアジアにおいて営業組織を統合し、グローバルに営業力の一層の強化を図ります。製造、開発でも両者の経営資源を統合することで、さらなる電子部品事業の拡大を目指してまいります。
【電子部品事業ブランド】
AVX は、京セラの完全子会社であり、電子部品、コネクタ、センサ等の幅広い製品群を有するグローバル・リーディングカンパニーであると同時に、研究開発や積極的な M&A により、製品ラインアップ及び事業領域、並びにシェアの拡大を図っています。
電子部品業界においては、第四次産業革命と呼ばれる、IoT や 5G、ADAS 等の普及により、需要の大幅な増加が見込まれるとともに、技術革新や事業機会はこれまで以上の速さで変化していくことが予想されます。このような変化の中で京セラグループが市場シェアを獲得していくには、京セラグループの電子部品事業がグローバルな戦略の下、技術開発・ 客先開拓・投資の実施等の迅速な展開を図る体制を整えることが重要と考えております。今回の電子部品事業ブランドの策定、およびグローバルな営業組織の統合も京セラグループの中長期的な企業価値向上のための重要な取組みと位置づけています。
【参考資料】
■AVXについて
AVX は、コンデンサ、インダクタ、フィルタ、抵抗器、連結器、ダイオード、回路保護デバイス、そして革新的センサや制御、相互連結、アンテナに関わる多岐に亘るソリューションなど、先進的な電子部品を数多く生産し、供給する国際的なリーディングカンパニーです。自動車、産業、医療、防衛、家電製品、通信、輸送市場における各アプリケーション特有のソリューションに注力し事業展開をしています。AVXの高信頼性部品は、環境負荷の少ない発電システムや変換システムはもとより、自家用車や商用車、あるいは大量輸送車輌(乗用車、トラック、トラム、電車等)市場における、ハイブリッド車や電気自動車に至るまで、世代を超えて、環境を保全・保護するためにデザインされたクリーンで環境に優しい技術を支える数多くの製品群を取り揃えています。
また、先進的なパッシブ製品、センサ、制御製品などを幅広く有しており、将来の課題を解決し続けるために、ソリューション事業についても、今後、開発、拡張、改良を続けていきます。
会社名 | AVX Corporation |
所在地(本社) | 米国サウス・カロライナ州ファウンテン・イン |
代表者 | John Sarvis (会長 兼CEO 兼社長) |
事業内容 | コネクタ、コンデンサ、センサ等電子部品の製造販売 |
連結純資産 | 2,396,415千米ドル(2020 年12 月31 日時点) |
設立年 | 1972 年 |
従業員数 | 約14,700名 |
主要製造拠点 | 米国8拠点 欧州14拠点 アジア15拠点 |
主要営業拠点 | 米国2拠点 欧州9拠点 アジア11拠点 |
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