京セラが実施するキッチングッズの回収サービスとは? 担当者に聞くリサイクル活動の反響と包丁の送り方
京セラでは、本年12月31日(土)まで、「包丁回収サービス」を実施しています。
これまでも当社は包丁だけでなく、マグボトルやフライパンといったキッチングッズの回収とリサイクルを実施してきました。セラミックナイフをはじめとするキッチングッズを開発・製造・販売するメーカーとして、不要になったから捨てるのではなくリサイクルを通じて資源の循環に貢献したい。京セラはそう考え、今回、回収サービスの第4回目となる「包丁回収サービス」を期間限定で実施しています。
各ご家庭で不要になった調理用包丁(メーカー・素材不問)を期間中に所定の方法にてお送りください。送られた包丁は京セラが責任をもってリサイクルを行います。また、受け取り後には、「京セラキッチンオンラインストア」で利用可能な20%オフクーポンをお送りいたします。
これを機に新年に向けて古くなったキッチングッズを新しくしませんか?
■包丁回収サービスについて詳しくはこちら:https://kyocera-kitchen.com/pages/knife-recycling-intro/index.html
■キッチングッズの回収サービス開始のきっかけは、ひとりの担当者からでした。
京セラが初めに回収サービスを行ったのは、フライパンの回収でした。
フライパンは買い替え頻度が比較的高い商品です。買い替えの度に処分するのも手間がかかります。分かりやすく、簡単に利用できるリサイクルの仕組みがあれば多くの方が活用いただけるのでは?と一人の担当者が考えたのがきっかけでした。商品を適切にリサイクルし、価値ある資源に生まれ変わらせることは、持続的社会の実現に向けた取り組みの一つだと考え、2020年7月、フライパン回収サービスを実施しました。当時はお客様に直接、直営ストアにお持ちいただき回収をしていました。
◇担当者が語る「この反響が大きかった」
想定以上にたくさんのお客様からご利用いただきました。
「捨てられずにため込んでしまっており困っていた」「愛着を持って使っていたので、ただゴミになるのは嫌だった、リサイクルしてもらえるのはありがたい」といったお客様の反響が大きく、キッチングッズ回収サービスの2回目以降の実施につながりました。
また、処分に困る包丁の回収を望まれる声や、遠方での持参が難しい方のオンラインでの実施のご要望を多くいただきました。(日置)
宝飾応用商品事業部 日置
■意外に処分に困るキッチングッズ、その代表は?
キッチングッズの多くは毎日使われるものが多く、長年使っていく中で壊れてしまったり、機能的に使い勝手が悪くなるものもあります。それらを処分するにも、特に包丁などの刃物の場合、安全性や廃棄の方法がわからないなど、困ったことはありませんか?
当社が独自で「廃棄しにくいキッチングッズは何か?」を調査した結果、約80%の方が「包丁」と回答され、処分に困られていることがわかりました。理由としては、「危険で捨てにくい」という安全面での不安や、「不燃ごみや金属ごみなど、どのごみとして捨てたら良いかわからない」という声もたくさんいただきました。
包丁は、自治体によっては、布や厚い紙で梱包し不燃ごみとして捨てたり、「キケン」と注意書きをした上で「普通ゴミ」として捨てる方法が一般的のようですが、包丁を資源にリサイクルできる方法もあります。
■京セラの包丁回収サービス:発送の方法
(1)サイトにログインし、申し込みフォームから必要事項を記入します。
包丁回収サービスURL:https://kyocera-kitchen.com/pages/knife-recycling
(2)申し込み完了ボタンを押すと、すぐに申し込み完了メールが来ます。
梱包方法や、回収包丁の発送先などの情報がメールの中に書かれています。
(3)新聞紙等の紙でクルクル巻いてテープで止めます。抜け落ちないように包丁のア
ゴ(刃のハンドル側の角の部分)もテープで固定します。
(4)念のため段ボールなどで刃の部分を覆ってテープで固定します。
(5)箱や封筒(レターパックなど厚紙で頑丈なもの)に包丁を入れて、所定の回収先
にお送りください。
(6)包丁の受け取りを完了後、京セラキッチンオンラインストアで使える20%オフ
クーポンをお届けします。
※送料はお客様負担でお願いいたします。
刃の部分の梱包例
梱包手順動画(参考):https://www.youtube.com/watch?v=2i3aK6QuiBc
回収された包丁は専門業者により、素材ごとに分別しリサイクルされます。包丁の処分の仕方がわからないといったお声に加え、愛着がある分手放しにくいと思われる方も多いかもしれません。しかし、本サービスをご利用いただくことで愛着のある包丁も「役に立つ資源」として生まれ変わり、再び活用されます。
今後も京セラはメーカーとして限りある資源に配慮しながら、製品の製造から廃棄までを考え、お客様のより良い生活に貢献し続けます。
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