陸上設置型『インフラサウンド津波センサー』ADXII-INF01HT 発売 ~通信・電源不要!1,000Km以上離れた津波も認識できる~
株式会社レソナアレス(所在地:千葉県船橋市、代表取締役:横田 昭寛)は、陸上設置型の『インフラサウンド津波センサー』ADXII-INF01HTを2015年2月5日に発売します。
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『インフラサウンド津波センサー』ADXII-INF01HT
「インフラサウンド」とは、20Hz以下およそ0.001Hzまでの低周波音のことで、遠方まで減衰せず到達する性質があるため、津波、土砂崩れ、火山、低周波騒音、隕石突入、地震、竜巻など様々な現象を捉えるのに役立ちます。
■『インフラサウンド津波センサー』開発経緯
当社の代表取締役 横田は、インフラサウンドセンサーの国産化を長年目指してきました。東日本大震災の大津波は、「インフラサウンド」の津波センシングへの応用を実用化すべきと強く実感する出来事でした。以降、『インフラサウンド津波センサー』の開発を続け今年、ようやく製品化に至りました。
もともとインフラサウンドセンサーは陸上設置型のため、海洋設置型の既存の津波センサー(水圧計やGPS波浪計)に比べ大きな優位性があります。開発にあたって特に重視した点は、通信や電源がなくても動くことでした。東日本大震災では通信・放送・電源インフラが破壊されたことで、津波情報が行き渡らず、多くの人々が犠牲になったことから、通信や電源に依存しないことを当然の条件としました。
「インフラサウンド」の発生要因は多数あるので、通常はインフラサウンドセンサーを広い範囲に複数配置してネットワ―クを組み、相関関係を見ながら状態を把握しますが、これでは前述した通信に依存しないという条件が満たされません。そこで、インフラサウンドセンサー単体で津波を認識する技術の研究開発、特許化(特許番号5660586)に成功し、今回の製品化に至りました。(※特許は代表取締役 横田が所有する株式会社サヤから独占使用権が与えられる)
「インフラサウンド」を津波センシングに使うことで以下の大きなメリットを有します。
■「インフラサウンド」を津波センシングに使用するメリット
・陸上設置(海洋設置型に比べコスト、保守性、信頼性で有利)
・通信・電源不要(インフラが破壊されても警報を鳴らす)
・監視エリアが広い(1,000Km以上離れた津波も認識)
・津波全体のパワーを把握(従来は設置場所の波高値しか分からない)
■インフラサウンド津波センサー ADXII-INF01 概要
WiFi/有線LAN-リモートI/O一体型インフラサウンドセンサ
3軸加速度・騒音・気圧・温度センサ搭載
・国産発のインフラサウンドセンサ
・6.25Hz~0.001Hzの音波(インフラサウンド)をセンシング
・分解能0.18mPa
・最大レンジ±378536mPa
・補助センサ=3軸加速度/騒音(630ms/Z特性)/気圧/温度
・WiFiおよびEthernet通信機能内蔵
・アナログ出力
・Windows 8.x/7/Vista/XP対応
URL: http://www.resona-ales.com/index.html
本製品は、2015年2月5日-2月6日にパシフィコ横浜で開催される第19回「震災対策技術展」横浜に出展します(312ブース)
【会社概要】
株式会社レソナアレス
所在地: 〒273-0035 千葉県船橋市本中山4丁目1番2-206号
代表 : 代表取締役 横田 昭寛
URL : http://www.resona-ales.com
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